運動量が増えると代謝が良くなる

運動量が増えると代謝が良くなる

運動量が増えれば、エネルギーの代謝がよくなりますが、糖分や炭水化物の代謝に必要なビタミンBIや脂肪の代謝に必要なB2はヽより多く消費されるので、潜在的なビタミンB群の欠乏症を招きがちです。また、激しい運動は、ふだんよりも体内に取り込む酸素量が増えるので、発生する活性酸素も通常の10?20倍になります。そのため、抗酸化ビタミンのEや、分解されたビタミンEの再生を助けるビタミンCが多く消費されます。マラソン選手は、ビタミンBlを1日所要量のЮ倍ほど摂取しますが、血液中のビタミンDの濃度が、正常値にない場合があります。

 

また、トライアスロンの選手は、通常の2倍以上のビタミンCを摂取しても、運動後の血液中のビタミンCの濃度が、ふつうの人の半分の数値だったり、血液中のβlカロテンの濃度が、競技翌日にはかなり低くなつているという報告があります。

 

軽い運動は、活性酸素を消去する酵素を増加させる作用があるので、自分の運動能力に見合った適度な運動を続けることが大切です。

 

筋肉内のビタミンEが多く消耗されるので、抗酸化ビタミンのE ・C、βlカロテンを同時に摂取することが望まれます。

 

ビタミンB群は、三大栄養素がエネルギーとして活用されるときに、必要な物質です。ビタミンB群の作用はそれぞれ違うので、B群としてまとめて摂取することをおすすめします。まとめてとれば、栄養素のエネルギーヘの代謝もバランスよく行われます。

 

 

運動不足だと老化が進む

 

仕事が忙しかったり、もともとスポーツがあまり好きでない人は、運動不足になりがちです。運動不足が続くと、スタミナがなくなるだけでなく、老化を早めますc運動不足は、筋肉の萎縮や心肺機能の低下、軟骨化などを引き起こしますが、とくに心肺機能が著しく低下し、簡単には回復しません。また、運動をしないと肥満になりやすくなります。肥満になると、血液中のLDL (低比重リポたんぱく)といわれる悪玉コレステロールが多くなり、動脈硬化や糖尿病、心臓病などの原因になります。

 

少しでも運動する習慣を日々の生活の中に取り入れる努力をしましょう。そのうえで、老化を防いだり、新陳代謝を高める効果のあるビタミンを上手に利用することが大切です。

 

運動不足によつて蓄積した脂肪を燃焼するためには、ビタミンB2の摂取が最も効果的です。また、抗酸化ビタミンのEとC、βlカロテンを同時にとると、血管壁にLDLが付着するのを防げます。とくにビタミンCは、パントテン酸とともに、血液中の善玉コレステロールの生成を助ける働きがあるので、動脈硬化の予防になります。